泥酔讃歌

ライター兼酒飲みのブログです。てへぺろ。

良い金曜日

2月23日、富士山の日。亀梨和也石川佳純北大路欣也の誕生日。

 

会社に遅刻ギリギリ、間に合う!という確信を得たところで、鳥の糞を被弾。

ダメージは少なかったが、萎える。

 

正午、割とサクサク仕事が進み、余所さんとのやり取りもスイスイ進む。

 

18時に原稿確認に行く用事があったけど、意外と早く仕事終わったので予定より早く15時に会社を出る。一路、銭湯へ。

 

平日の昼間っから銭湯の暴挙に出て、鳥の糞で傷ついたハートを温める。

 

湯船に浸かりながら、幸福感の中に罪悪感と「もうすぐ29だと言うのに、何してんだ」という気持ちが芽生えるも、「いいんじゃね? ほら、プレミアムフライデーだし」という心の声が聞こえ、「そだねー」と答える。

定着する気配すらないプレミアムフライデーを1年経ってようやく楽しむ。正確には仕事中だけど。これで良いのだ。

 

すっきりしたらビール飲みたくなってきたけど我慢して、原稿確認のために浦和へ。

 

原稿確認なんて名ばかりで、仕事は30分で終了。そのまま先生と飲みに行き、原稿確認の時間の8倍の時間アルコールを摂取する。今月も良い酒だった。

 

東京に戻り、ぷらぷら歩いていると、前職の先輩に夜道でタックルされる。たまたま会っただけだが数分立ち話。お互い、前の職場は辞めて、仕事も変えてるけど、結局マスコミ系。「相変わらず何かダメそうな人だなぁ」とか思っちゃったけど、それは自分もか。握手をして帰る。

 

彼女はできないし、もうすぐ29にもなるし、体力も落ちてきたし、そろそろ花粉も本気出してきそうだし、仕事もなんだかなぁと思う事はあるけど、なんだかその日以降調子が良いぞ。

 

良いことがあるから笑うんじゃなくて、笑ってたら良いことあると思えたら、良いこと起こる気がしてくる。わお、ミスチル

 

春よ、早よ来い。待ってるよん。

2018年の東京・千駄ヶ谷

高木美帆ちゃんも、高梨沙羅ちゃんも、原大智くんもメダルおめでとう。

ぼくも一応、端くれながらもライターとしてスポーツに携わってご飯を食べている身だし、またまた一応、大学までは体育会の部活社会で生きてきた身なので、こういう時には温かい気持ちになるし、素直に「カッコいいねぇ」と思う。

 

そんで2年後には東京でオリンピックがある。東京に雪が降った金曜日、仕事で東京体育館にいた。東京体育館から外苑西通りを挟んだ先には国立競技場がある(正確にはあった)。少し前に来た時は、解体されてほとんど何も無い状態だったのに、その日見たらずいぶんと新・国立競技場の形ができ上がっていた。ライターのくせに、感想は「デケえ」。完成予想図を見たら、まだまだデカくなるみたいだ。

東京体育館の喫煙所からボーッと工事現場を見ていたら、雪も降ってるし、丁度カメラも持ってるしと思って、なんとなく写真を撮る。ライターのくせに、感想は「ああ、2018年の東京だ」。

寒空の元、少し背筋が伸びる。

 

もうちょいしたら春だ。今年も含めて、あと2回冬を越す間に、少しは立派になれますように。

 

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しちめんどくさい

社交辞令だとか、文脈だとか、行間だとか、言い回しだと、間合いだとか、

 

あーーーーー、めんどくせっ。

 

 

文章書いたりする仕事しててアレだけど、言葉とかじゃなくてさ、もっとラクに人の気持ちとかわかったら良いのになあ。

 

とか思う盆休みもなく働いた平日朝の愚痴。というか願望。ああ、今年も夏が終わりに近づいとる。

赤羽の懐に抱かれた2016年

 また放置気味のブログでぇす。気づけば年末なので一年の振り返りを。何個でてくるのかわからないけど。

 

1.周りで結婚が増えた。今年は特に近しいヤツが多い。結婚式もまあまあ行った。天の邪鬼で照れ屋なので、そういう場で素直に祝福できないけど、みんな、おめでとう。うらやましいぞ、コラ。

 

2.とにかく飲んだ。人生で一番アルコールを摂取した1年だったと思う。飲む相手も飲む場所もバリエーション豊富で楽しかった。初対面の人とか、そんなに知らない人とも飲む機会が多かったけど、アルコールは壁を越えるパワーをくれる。交友関係も少し変わってきた。ちなみに2016年のMVN(モスト・バリアブル・飲み屋)は赤羽「いこい本店」です。赤羽最高!

 

3.アルコール最高と書いたあとだけど、アルコールじゃハートは潤わないことにも気づいた。実際は色々なことをごまかしているだけだったりもする。そこらへんはバランスだと思うので、来年は飲み方にもこだわろう。

 

4.今年一年、個人的な旅行と仕事で行った街。静岡、大阪、佐賀、茨城、宮城、長野、山梨、大阪、富山、岩手、長野、広島。初めて行ったのは佐賀、茨城、富山。北の方が多かったので来年は西の方を増やしたい。とりあえず夏場に和歌山、広島、大分、秋には愛媛に行けそうなのでワクワクしてる。

 

5.仕事で嬉しかったことは某赤字ロゴのポータルサイトのトップニュースに記事を載せてもらったこと。ただそれだけなんだけど、自分の文章にレスポンスがあって、好意的な意見をもらえるとうれしい。ちやほやされたい年頃でございます。

 

6.と、浮かれた矢先にちょっと分からないことを。文章にしても、写真にしても「さすがプロですね」と言われたりする。別に自慢じゃなくて、自分でまったくその意識がないのに、そう言われることに違和感を覚える。もちろん、書いた文章も、撮った写真も、良いものをと思ってはいるけど、そこにプロ意識はないし、「プロです」と胸を張って言える自信もない。「お金をもらっていればプロ」という見方もあるだろうけど、僕の中でプロって作り出すものにこだわりだったり、ポリシーみたいなものがある人のことだったり、そこにものすごい愛とか情熱を注いでいる人のことを指す言葉だ。「なんとな~く」で文章を書く仕事について、その上で写真を撮る必要もあってカメラを持つようになった僕には、残念ながらそれがない。今のところはな。

 さて、プロってなんでしょう?

 

7,楽しいことも多いけど、悩むことも多い一年だった。なんだかモヤモヤしてたなあーと思う。もともとめんどくさい性格なので、悩まないということはムリなのだけど、もう少しだけライトに物事を考えたい。

 あと、物事に対していちいちハードルを高く設定し過ぎな気もする。やってみたら案外ちょろいことも多かったりするんだから、やってみたらええねん。27年間生きてきて、大してうまくもいってないんだから、やっちゃえばええやん。

 

8.最近、急性胃腸炎になりました。アルコール摂取による胃腸の酷使、ストレス、疲労、いろいろ原因はあると思いますが、やっぱり健康第一、体が資本。体調崩すといつもそんなこと思うんだけど、ついついないがしろにしてしまう。もう少し働き方だとか、仕事の仕方だとか、休日の過ごし方だとか、考えないとダメらしい。お医者さんに言われて「確かに」と思った自分は少し老いたのかもしれない。

 

9.僕ははっきり言ってダメ人間です。そしてそのダメ人間であるということをアイデンティティとして人と関係を築いてきた。ダメなところをさらけ出すことで、受け入れてもらう。幸いなことに、このダメ人間を受け入れてくれる方々もおり、付き合ってくれたり、仕事をもらったりしている。

 でも「この歳でダメ人間をアイデンティティにしてるって終わってんな」とか思い始めたので、少しばかりちゃんとした人間になります。「お、今年は違う」と思わせちゃる。まあ、あくまで目標ですが。

 

10.さて今年も彼女ができずに1年を終えそうです。もう2年を越えました。正直なところ、けっこう悲しいです。この歳になって寂しがり屋が悪化してたまに夜中とか休日に発狂しそうになります。

 尊敬するみうらじゅん先生が「さみしくなるのは好きな人がいるから」とおっしゃっていました。来年はもっと好きな人と、ちゃんと向き合いたい。女性に限った話ではないんだけど。

 

 

まだ出てくるけど限度がないから、ここらへんで。来年も好きな人たちとおいしくお酒が飲めますように。良いお年を。

フラれました

この前、好きだった女の子にフラれた。

 

付き合ってて向こうから別れを切り出されたのはしょっちゅうだけど、人生で告白してフラれたのはこれが初めてだったりする。自慢じゃないけど。初体験はいつだって強烈で惨めな思い出だ。

 

夏のはじめくらいに知り合って、8月くらいまではちょいちょいの頻度で飲みに行ってた。

美人だけど全然気取ってなくて、よく飲んで、よく酔っぱらって、よく笑う子だった。

 

ぱっちりした二重の大きな目も、涙袋も、泣きぼくろも、笑った時のエクボもかわいい。ショートボブも似合ってたし、ちょっとずぼらな感じのする雰囲気も好きだった。身長も丁度良い高さで、ちょっとだみっぽい声も覚えてる。自分と同じペースでウーロンハイをおかわりしてくれる女性は初めてだった。たまに送ってくるよくわからないスタンプのチョイスだってセンスあるなあと思ってた。酔っぱらって失敗したエピソードもいっぱいあって、心配になるけど一緒に飲んでて楽しかった。とにかく素敵な女性だった。

 

忙しかったようなそうでもなかったような8月くらいから飲みに行く機会もなくなって、連絡も少なくなって、関係も薄くなってて、なんとなく負けるのもわかってた気もする。

でも負けるとわかっていても戦わないといけない時もあるわけで、曖昧なままでいるのが一番しんどかったりするわけで。わかっちゃいたけど(かすかに希望も持ってたけど)撃沈しにいって、案の定撃沈した。

 

良く考えたら、彼女の飲んでる姿しか見たことがない。知り合った日も彼女は酔ってたし、会うのももっぱら飲み屋だった。そう考えたら、僕は思ってたより彼女のことをそんなに知らない。もっと知りたいことも、行きたいところもたくさんあったんだけどなあと、今さら思う。

フラれて家に帰ってふて寝して、深夜の変な時間に起きて、ちょっとだけ悲しくなって、ミスチル聞きながら発泡酒を2缶あけた。さすがに泣きはしなかったけど、久しぶりにへこんでやろうと思う。

 

別れ際も彼女はやっぱり美人で、帰りに一人で「ズルいよなあ」なんて思ったりもした。恐らくもう合うことはないのだろうけど、楽しかった、ありがとう。ちょっとだけ悔しいけど、幸多き人生を。

なんて浅はかな人間なんでしょう

最近思ったこと

 

・パリピの方が、人生楽しい

 

13歳のハローワークの先輩インタビューが面白い

 

・浅く広く、色素も薄く、器用貧乏路線まっしぐら

 

・家があるからキャバクラに行ける

 

・煮詰まると変顔をする

 

・愛とか恋とか、ステキ

 

・生産性のないことが得意

 

・意味のわからないものが好き

 

・ちやほやされたい

 

・気づいたらすぐやれ、バカ

 

・人には優しくしよう

 

・スゴい人はスゴい

 

・期待のしすぎ、良くない

 

・ハートの乾きはアルコールじゃ潤わない

 

・27年間もうまくいってないんだから、思い切ってやっちゃえ、自分

 

つれづれ3〜10月

 27歳の誕生日の数日前にブログを書いて気づけば半年以上経ってしまった。桜の花も咲いていない時期から夏も終わり、秋まっ只中なワケで、こりゃあイカンと思ってキーボードを叩いている。

 

 この期間を振り返ってみると、まあ色々あった。まず前回ブログに書いた大阪出張。誕生日だからといって、特にスペシャルなこともなかったのだけど(キャリーバッグの取手が壊れたりはしたけど)、やっぱり「何はなくともナニワはサイコー」で、いつも新大阪から乗る帰りの新幹線は上機嫌だ。良い意味で大阪の雑多な感じが好きで、思い返してみると、大阪では良かったと思える取材が多いし、良い出会いもたくさんある。相性の良い都市なのかもしれない。

 

 そんなこんなで大阪が今年の初出張だったけど、今年もこれまで色んなとこに行った。3月の大阪に始まり、4月は佐賀、5月は宮城、6月は長野、7月はまた大阪、8月は富山、9月はなしで、10月は岩手、月末にまた長野。そういやプライベートで静岡にも行った。こうやってみると、今年は北の方が多かった。

 ちなみに昨年は愛知、和歌山、兵庫、山口、高知、広島だった。うーん、西の方に行きたい。海が近い都市だとなお良し。あと、長期の出張もなかった。去年の近畿で1週間、色んな所を転々とする、しんどいけど楽しい取材もしたい。

 

 仕事の中身に触れると、当たり前だけど、良いこと悪いこと両方ある。悪いことを書いてもしょうがないので、良いことをあげると、某オリンピックメダリストの記事を書かせてもらって、某赤文字ロゴのポータルサイトのトップニュースに掲載させてもらった。まだ何者でもないけども、自分の書いた文章が多くの人に見てもらえて、それでなにかしらのレスポンスがあるのはうれしい。

 あとはパラリンピック選手のインタビュー。選手が喜んでくれたのが何よりだし、そこからもっと多くの人に彼のことを知ってもらえて良かった。その記事がキッカケで、色々とうれしい出会いもあった。ただし、インタビュー内容は個人的にはだいぶ消化不良だ。I君、ぜひリベンジのチャンスをください。

 

 仕事以外では、久しぶりにモテ期が到来した。とか初夏に思っていたら、4年に一度のスポーツの祭典に飲まれて、夏の暑さとともにどこかに行ってしまった。仕事がどれだけ忙しくても、時間は自分で作るもの、そういうことらしい。でも思ったんだけど、やっぱり女性って素敵よね。

 あとは、周囲が結婚だと騒がしくなってきた。結婚式も多くて、ご祝儀貧乏でもある。どうも結婚式とか披露宴って形式ばっていて苦手だったりするんだけど、まあめでたいなと思うし、ちょっと尊敬したりする。

 ある結婚式で知らない既婚者に質問した「なんで結婚しようと思ったんですか」という酔っぱらいの素朴な疑問に対する「なんとなく、同じように生きていけたら幸せなんじゃないかって思ったから」という答えは、泥酔状態だったけどもハッキリと覚えていて(顔は思い出せないけど)、その後数日間、頭を抱えさせる答案だった。やっぱり僕には結婚なんてものは遠いのかもしれない。

 

 年の瀬みたいなブログになってしまいましたが、あと2か月半、楽しいことにできるだけ多く出会えるように頑張ります。

 

 写真は9月の終わりに取材帰りにふらっと寄った江ノ島。置いてけぼりのビーチサンダル見て、夏の終わりに気づきました

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